【LINEで内覧会・開院情報を受け取る】【LINEから患者登録できます】

上越で頭皮のフケ・顔の赤みにお悩みの方へ。原因は乾燥ではなく「カビ」?

こんにちは。はれまちクリニック副院長の小野弘登です。
「毎日シャンプーしているのにフケが止まらない」
「小鼻の周りや眉間が赤くてカサカサする」
それは乾燥肌ではなく、「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」という病気かもしれません。

実は成人の約半数が予備軍と言われるこの病気。
原因は、誰の皮膚にもいる「あるカビ」の増殖です。今回はその正体について解説します。

目次

犯人は「マラセチア」というカビ

脂漏性皮膚炎の原因は、皮脂(あぶら)を好む「マラセチア菌」というカビ(真菌)です。
この菌は健康な人の肌にもいますが、皮脂が増えたり、免疫が落ちたりすると急増します。

菌が皮脂を分解する時に出す成分(遊離脂肪酸)が肌を刺激し、炎症やフケを引き起こすのです。
つまり、「不潔にしているから」なるわけではありません。

乾燥だと思って保湿しすぎると逆効果?

よくある間違いが、「カサカサしているから乾燥肌だ」と思い込み、油分の多いクリームをたっぷり塗ってしまうことです。
マラセチア菌は油分が大好物。
自己判断での過剰な保湿は、菌にエサを与えて悪化させることがあります。

治らないと諦めないで

「体質だから」と諦めている方も多いですが、適切な抗真菌薬(カビを抑える薬)を使えば、症状をコントロールできます。フケや赤みが続く場合は、一度皮膚科で顕微鏡検査を受けましょう。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

コメント

コメントする

目次