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帯状疱疹は「冷やす」と悪化する?痛みを残さないための「温活」と最新治療

こんにちは。副院長の小野弘登です。
帯状疱疹で一番つらいのは「痛み」です。
「皮疹は治ったのに、痛みが残ってつらい(帯状疱疹後神経痛)」
こうならないためには、治療中の「生活の過ごし方」が非常に重要です。

実は、良かれと思ってやっている「冷やす」行為が、痛みを悪化させているかもしれません。

目次

絶対ダメ!「冷やす」と痛みは増す

捻挫や火傷は冷やしますが、帯状疱疹の痛みは「温める」のが鉄則です。
ウイルスによって傷ついた神経は、血流が悪くなると酸素不足になり、悲鳴(痛み)を上げます。
冷湿布を貼ったり、薄着で冷やしたりすると、血管が縮んで痛みが強くなり、治りも遅くなります。

  • 対策: カイロを服の上から貼る、蒸しタオルを当てる、温かい服装をする。これで血流を良くしましょう。

シャワーはOK

「水ぶくれがあるのにお風呂に入っていいの?」と心配されますが、シャワーは推奨されます。
体を温めることで痛みが和らぎますし、皮膚を泡で優しく洗うことで細菌感染を防げます。
(※一番風呂は避ける、タオルは家族と分けるなどの配慮はお願いします)

痛みが残ってしまったら(最新治療)

もし、飲み薬が終わっても痛みが続く場合は、我慢しないでください。
当院では、神経の痛みを抑えるお薬(タリージェ、ノイロトロピンなど)や漢方薬での治療を導入予定です。

「痛いのは当たり前」と諦めず、早めにケアをして、快適な日常を取り戻しましょう。

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はれまちクリニック/新潟県上越市

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

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