【LINEで内覧会・開院情報を受け取る】【LINEから患者登録できます】

冬になると顔が赤くなる「赤ら顔」。原因と皮膚科でできる対策

こんにちは。副院長の小野弘登です。
「冬になると、室内に入った瞬間に顔がカーッと赤くなる」
「暖房の効いた部屋にいると、頬の赤みが引かない」
このような「赤ら顔」のお悩み、実は上越の冬には非常に多いのです。

これは単なる体質ではなく、寒暖差による血管の反応です。
今回は、冬の赤ら顔の原因と、当院でできる治療法(保険診療から最新機器まで)について解説します。

目次

寒暖差で血管が疲れてしまう

寒い屋外にいると、血管は熱を逃がさないようにギュッと縮こまります。
その状態で暖かい部屋に入ると、今度は血管が一気に広がります。
上越の冬は、この温度差が激しいため、血管の収縮・拡張が繰り返され、血管が開きっぱなしになってしまうことがあります。
これが、冬の赤ら顔の正体です。

まずは正しいスキンケアから

赤ら顔を悪化させないためには、肌への刺激を減らすことが第一です。
洗顔の時にゴシゴシ擦っていませんか?
熱いお湯で顔を洗っていませんか?

皮膚が薄くなると、下の血管が透けて見えやすくなります。
たっぷりの泡で優しく洗うこと、そして保湿を徹底して皮膚の厚みを守ることが大切です。
湿疹や炎症がある場合は、保険診療の塗り薬で炎症を抑える治療を行います。

治らない赤みには「IPL(ルミナス M22 stellar)」という選択肢も

「スキンケアや塗り薬では、どうしても赤みが消えない」
血管が拡張して戻らなくなってしまった場合、保険診療だけでは改善が難しいこともあります。

当院では、そのような方のために「IPL(ルミナスなどの光治療機)」という選択肢も用意しています。
これは、カメラのフラッシュのような優しい光を当てることで、開きすぎた余分な血管を縮める治療です。
ダウンタイム(絆創膏などを貼る期間)がほとんどなく、洗顔やメイクも直後から可能です。

赤みの原因が「炎症」なのか「血管の拡張」なのかによって、治療法は異なります。
まずは保険診療で肌の状態を整え、必要に応じて最適な治療をご提案します。
赤ら顔でお悩みの方は、一度ご相談ください。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

コメント

コメントする

目次