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日焼け止め正しく使えていますか?「吸収剤」と「散乱剤」の違い。

こんにちは。副院長の小野弘登です。
「日焼け止めを塗ったのに焼けてしまった」
そんな経験はありませんか? それは「塗る量」が足りていないからかもしれません。

今回は、意外と知らない日焼け止めの正しい知識について解説します。

目次

ケミカルとノンケミカル、どっちがいい?

日焼け止めには大きく2種類あります。

種類① 紫外線吸収剤(ケミカル)② 紫外線散乱剤(ノンケミカル)
仕組み化学反応で熱に変える鏡のように光を反射する
メリット白浮きしない、使用感がいい肌に優しい、刺激が少ない
デメリット肌荒れする人がいる少し白くなりやすい

肌が弱い方や、乾燥している冬場は、②の「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」と書かれたものがおすすめです。

適量は「思ったより多い」

日焼け止めの効果(SPF)を出すには、1平方cmあたり2mg塗る必要があります。
これは顔全体で「500円玉大」「パール粒2個分」に相当します。

一度に塗るとベタベタするので、「薄く塗って、乾いたらもう一度重ね塗る(ミルフィーユ塗り)」のがプロの裏技です。特に雪かきの前は、2度塗りを徹底してください。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

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