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【上越の冬】雪国特有の「乾燥肌」対策。保湿剤はローションよりクリームを選ぼう

上越市の冬は、肌にとって過酷な環境です。
「外は雪で湿気があるのに、なぜ肌がカサカサになるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
実は、上越特有の「外の寒さ」と「室内の暖房」のギャップが、肌のバリア機能を破壊しているのです。

目次

上越の冬は「人工的な砂漠」

雪国では、強力な暖房設備が必須です。外気温0℃の空気を室内で20℃以上に温めると、湿度は劇的に下がります。
外では冷たい風にさらされ、家の中では砂漠のような乾燥にさらされる。これが上越市民の肌環境です。

保湿剤の「形(タイプ)」を使い分けよう

夏と同じローションを使っていませんか?冬は「油分」で蓋をする必要があります。

タイプ特徴おすすめの季節・部位
ローションさらっとして塗りやすい夏場、広範囲(背中など)
クリーム油分と水分のバランスが良い冬の全身、乾燥が気になる時
軟膏ベタつくが保湿力最強真冬、ひび割れ、かかと

雪かき焼けに注意


冬の晴れ間に雪かきをする際、雪による紫外線の反射(雪焼け)は夏以上の強さになります。
冬でも顔には日焼け止めを塗ることを推奨します。また、冷えた体を熱いお風呂(42℃以上)で温めると、皮脂が溶け出してさらに乾燥します。お湯は40℃以下が理想です。

まとめ

上越の冬を快適に過ごすには、「クリームタイプの保湿剤」を「たっぷり(FTU)」塗ることが鉄則です。
当院では、肌質に合わせた保湿剤の処方とご提案を行っています。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

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