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「しもやけ」は要注意?皮膚科でできる最新治療

こんにちは。副院長の小野弘登です。上越の冬は厳しいですね。
「子供の頃はよくしもやけになったけど、大人になっても治らない」
「冬になると手足の指がパンパンに腫れて痒い」
そんなお悩みはありませんか?

しもやけ(凍瘡)は子供の病気と思われがちですが、実は大人の方も多く受診されます。
そして、大人のしもやけには、時に全身の病気が隠れていることもあるのです。

目次

なぜ「しもやけ」になるの?

しもやけは、寒さで血管の調節機能がうまく働かなくなることで起こります。
寒さで縮こまった血管が、急に温まった時にうまく広がれず、血液が詰まって漏れ出してしまう状態です。
真冬よりも、寒暖差の激しい初冬や春先に多く見られます。

もし「春になっても治らない」「夏でも指先が冷たくて変色する」という場合は、膠原病(こうげんびょう)などの内科的な病気が隠れている可能性もあります。
当院では、必要に応じて血液検査などを行い、原因をしっかり調べます。

漢方薬という選択肢

塗り薬だけではなかなか良くならない冷え性の方には、漢方薬も有効です。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」などは、体を内側から温め、末梢の血流を改善する効果が期待できます。
体質改善を目指したい方は、診察時にご相談ください。

「赤ら顔」にはIPL治療も

しもやけ体質の方に多いのが、顔の毛細血管も広がりっぱなしになる「赤ら顔」です。
「暖房の部屋に入ると顔がカーッと熱くなる」「常に頬が赤い」
これは、血管が疲れてしまっているサインです。

当院では、保険診療での治療に加え、治りにくい赤みに対して「IPL(ステラ M22 」という選択肢も用意しています。カメラのフラッシュのような優しい光を当てることで、開きすぎた血管をキュッと引き締める治療です。
赤みだけでなく、肌のハリや透明感もアップする効果があります。

冬の肌トラブルは、体質だからと諦める必要はありません。
医学的なアプローチで、快適な冬を過ごしましょう。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

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