こんにちは。副院長の小野弘登です。
「洗いすぎると良くないと思って、2日に1回にしています」
脂漏性皮膚炎の患者様からよく聞く言葉です。
しかし、皮脂が多いタイプの方にとって、それは逆効果かもしれません。
今回は、正しい洗髪頻度と、シャンプーの選び方について解説します。
目次
基本は「1日1回」洗いましょう
脂漏性皮膚炎の原因菌(マラセチア)は、皮脂をエサにして増殖します。
皮脂が多いタイプの方は、「1日1回、毎日洗う」のが正解です。
洗わないでいると、皮脂が酸化して炎症の元になります。
ただし、乾燥フケタイプの方は、洗浄力の強すぎるシャンプーは避け、アミノ酸系など優しいものを選びましょう。
薬用シャンプーの「3分パック」
病院で紹介する「抗真菌剤入りシャンプー(コラージュフルフルなど)」を使う場合、コツがあります。
それは、泡立ててからすぐに流さず、「3分ほど置いてから(泡パック)」流すことです。
これにより、有効成分が毛穴の奥の菌まで届きやすくなります。
ゴシゴシ洗いはNG
「痒いから」と爪を立ててゴシゴシ洗うのは厳禁です。
頭皮が傷つき、バリア機能が壊れて余計に悪化します。
指の腹で優しくマッサージするように洗い、ぬるま湯(38〜40℃)でしっかりすすぎましょう。
毎日のケアを変えるだけで、薬の効きも変わってきます。

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