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上越での「雪焼け」によるシミと、飲み薬で防ぐ「隠れ肝斑」

こんにちは。副院長の小野弘登です。
「冬だから日焼け止めは塗らなくていい」と思っていませんか?
実は、上越のような雪国では、冬こそ油断大敵です。

雪面が反射する紫外線は、アスファルトの約8倍とも言われています。
しかも、下からの照り返しによって、普段は影になる顎の下や鼻の横まで日焼けしてしまうのです。
今回は、雪国特有のシミ対策と、内側からのケアについて解説します。

目次

そのシミ、「肝斑(かんぱん)」かもしれません

シミの治療というと、すぐにレーザーをイメージされる方が多いですが、実はすぐにレーザーを当ててはいけないシミがあります。
それが、30代~40代の女性に多い「肝斑」です。
両頬にぼんやりと広がるこのシミは、刺激を与えると逆に濃くなってしまう性質があります。

当院では、シミの治療をご希望の方には、まず皮膚科専門医が「シミの種類」を正確に診断します。
もし肝斑が疑われる場合は、いきなり機械を使わず、「トラネキサム酸」という飲み薬からスタートします。

飲み薬で落ち着かせてから、光で洗う

トラネキサム酸を飲んでいただくと、肝斑の炎症が落ち着き、肌全体のトーンが明るくなります。
土台が整ったところで、初めて登場するのが光治療器「ステラM22」です。

M22は、肌の表面にある「老化したシミ」や「くすみ」を、優しい光の熱で浮き上がらせて排出します。
飲み薬で内側からメラニンを作らせないようにし、光治療で外側のゴミを掃除する。
この「内と外からの挟み撃ち」が、最も安全で効果的なシミ治療です。

「点」ではなく「面」で綺麗にする

強いレーザーでシミを1個ずつ焼く治療もありますが、テープを貼る必要があり、かさぶたも目立ちます。
M22の良いところは、テープ不要で、顔全体のくすみや小ジワも一緒にケアできることです。
自然に肌の質を上げたい方におすすめです。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

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