こんにちは。副院長の小野弘登です。
「毎日クリームを塗っているのに、すぐカサカサになる」
そんなお悩みはありませんか?
実は、保湿剤には「水分を与えるもの」と「蓋(フタ)をするもの」の2種類があります。
上越の厳しい乾燥環境では、この2つを組み合わせる「ハイブリッド保湿」が非常に有効です。
今回は、皮膚科専門医が実践している効果的な塗り方を伝授します。
目次
ステップ1:水分を与える
お風呂上がり、タオルで拭いてから5分以内が勝負です。
まずは、肌に水分を与えるタイプの保湿剤を塗ります。
代表的なのが、皮膚科でよく処方する「ヘパリン類似物質」のローションや泡スプレーです。
量はケチらずたっぷりと。ティッシュが肌に貼り付くくらいの「しっとり感」が目安です。
ステップ2:蓋(フタ)をする
ここが重要です。水分を与えただけでは、暖房の効いた部屋ではすぐに蒸発してしまいます。
そこで、上から「ワセリン(プロペト)」を重ね塗りします。
ワセリン自体には水分を与える力はありませんが、最強の「保護膜」になります。
特に乾燥しやすいスネ、かかと、肘などは、ローションの上からワセリンを薄く塗ることで、水分を完全に閉じ込めることができます。
お風呂の温度は40℃以下に
熱いお風呂に入ると気持ちいいですが、42℃を超えるお湯は、肌を守る「セラミド」という成分を溶かし出してしまいます。
結果、お風呂上がりにより一層乾燥して痒くなります。
お湯はぬるめの40℃以下にし、長湯しすぎないことが、乾燥肌対策の基本です。
当院では、患者様の肌質に合わせて、ローション、クリーム、軟膏など、最適な保湿剤を保険診療で処方しています。
市販薬で迷う前に、ぜひご相談ください。


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