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【ニキビ治療】「ディフェリン・ベピオ」の副作用を乗り越えるコツ

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上越でニキビ治療|「薬で肌が荒れた」とやめていませんか?
それは副作用ではなく「効いている証拠」です


ニキビ治療薬(ディフェリン、ベピオなど)を使い始めて、「顔が赤くなった」「ヒリヒリして皮がむけた」と驚いて中断してしまう方が多くいらっしゃいます。
実はそれ、アレルギーではなく「レチノイド反応」といって、薬が効き始めているサインの可能性があります。
今回は、治療の最初の壁を乗り越えるためのテクニックをお伝えします。

なぜヒリヒリするの?

最新のニキビ薬は、毛穴の詰まりを取るために「皮膚の角層を薄くする」作用があります。
使い始めの2週間は、肌が乾燥し、赤みやヒリヒリ感が出ることが約80%の方に起こります。これは「副作用」というより「通過儀礼」に近いものです。

ヒリヒリを抑える3つのテクニック

痛くて塗れない時は、以下の方法を試してください。

  1. 保湿ファースト
    洗顔後、まず保湿剤をたっぷりと塗ります。肌が乾いてから、その上にニキビ薬を塗ってください。保湿の膜が刺激を和らげます。
  2. 1日おきに塗る
    毎日塗るのが辛い場合は、2日に1回、3日に1回と間隔を空けて、肌を少しずつ慣らしましょう。
  3. 洗い流す(ショート・コンタクト)
    塗ってから15分〜数時間後に洗い流してしまう方法です。これでも薬の効果はあります。
  4. 塗る範囲を狭める
    いきなり顔全体から塗布せず、最初はおでこだけ。問題なければ、おでこ&頬➡顔全体と塗る範囲を広くする。

■抗生物質との違い

「昔の薬(抗生物質)」と「今の薬(ベピオなど)」の違いを比較しました。

特徴昔の治療(抗生物質)今の治療(ベピオ・ディフェリン)
主な作用菌を殺す毛穴の詰まりを取る<
耐性菌長く使うと効かなくなる耐性菌ができにくい
ニキビ予防できない新しいニキビができにくくなる
初期の刺激少ないあり(2週間程度で慣れる)

■まとめ

最初の2週間さえ乗り越えれば、ツルツルの肌が待っています。
自己判断でやめずに、「痛い時はどうすればいいか」をぜひ診察室で相談してください。一緒に乗り越えましょう。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

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