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乾燥肌対策は「塗り薬」と「洗い」。皮膚科医が教える「泡クッション洗顔」

こんにちは。副院長の小野弘登です。
上越の冬は乾燥が厳しく、保湿剤が手放せない方も多いと思います。
しかし、どんなに高いクリームを塗っても、お風呂で「必要な成分まで洗い流して」いては意味がありません。

今回は、肌のバリア機能を守るための「正しい身体の洗い方」を伝授します。

目次

泡は「クッション」です

洗顔や体を洗う時、手と肌が直接触れていませんか?
理想は、手と肌の間に「濃密な泡」があり、手が肌に触れない状態で洗うことです(泡クッション)。

最近の研究では、泡があることで摩擦が激減し、汚れだけを吸着して落とせることが分かっています。

皮膚科医推奨!正しい洗い方3ステップ

  1. ネットで泡立てる: 洗顔ネットなどを使い、レモン1個分くらいの硬い泡を作ります。
  2. 転がすように洗う: 泡を肌の上で転がします。ゴシゴシ擦る必要はありません。
  3. ぬるま湯で流す: 熱いお湯(42℃以上)は乾燥の元です。38〜40℃で流しましょう。

弱酸性のものを選ぼう

健康な肌は「弱酸性」です。
アルカリ性の石鹸は洗浄力が強いですが、乾燥肌の方には刺激が強すぎることがあります。
冬場は「弱酸性」「アミノ酸系」と書かれたボディソープを選ぶのがおすすめです。

小野 弘登のアバター 小野 弘登 はれまちクリニック副院長 / 皮膚科専門医

小野 弘登(おの ひろと)/日本専門医機構認定皮膚科専門医
金沢医科大学 医学部医学科卒。同大学 皮膚科学講座にて学内講師・病棟医長として、皮膚がん・重症感染症・希少疾患などの専門診療と臨床研究に従事。The Journal of Dermatology、Dermatologic Therapy、臨床皮膚科 など国内外の医学誌に筆頭著者として複数の論文を発表。JAAD Case Reports(米国)、Frontiers in Medicine / Pediatrics / Genetics(スイス)、Molecular Genetics and Metabolism Reports(Elsevier)など海外学術誌の査読も務める。金沢医科大学医学会 論文表彰(2024・2025年)受賞。現在は同大学 非常勤講師を兼任。
現在は新潟県上越市土橋の はれまちクリニック副院長 として地域診療にあたっています。本ブログでは、論文と日々の臨床経験に基づいた皮膚科情報を、上越地域の皆様にお届けします。

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